mamechandesuのブログ

眠いオットと戦うツマ

和菓子にみる更年期のあり方

(奥さんブログ)

 

この間、日本橋鶴屋吉信で練りきりをいただいてきました。


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岩根つつじという名前のお菓子です。

 

岩根とは、どっしりと根を据えた大きな岩のこと。

 

大きな岩の間に咲くつつじを表現したお菓子で、晩春から初夏にでる商品だそうです。

 

これは本物の、岩根に咲くつつじ。


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そしてこれは、家の近くで撮ったつつじです。


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色合いが似ていますね。

 

で、このお菓子を見たときになんか、「あ、これ今の私だ」って思ったんですよ。

 

ごつごつした岩のような経験をしてきた。

 

でも逃げない。

 

いろいろ辛いけど、今この瞬間を楽しむように鮮やかな花を咲かす。

 

そんな岩根つつじに、自分が重なった気がしました。

 

つつじって、元来すごく丈夫なんです。

 

でも害虫がつきやすい。今までの人生経験から、ちょっとやそっとではくじけない。

 

でも体調管理はしっかりしないと思わぬ病気にかかってる可能性がある。

 

そんな更年期世代そのものを表した花じゃないですか。

 

バラとかと違って、つつじは過酷な環境で咲いていますよね。

 

排気ガスぶわんぶわんの道路沿いとか。

 

そんなところでも堂々と咲く、鮮やかなマゼンタピンクの花を見ると、なんか、あたしもいつまでも落ち込んでいられないなって考えされられました。

 

この年の私なりのみずみずしさと艶やかさで、全力で咲いてやるんだ。

 

まだまだ咲かせていないつぼみ、いっぱいあるんだから。