キングダムは第二の半沢直樹だ
(奥さんブログ)
おそまきながら、キングダムにハマりました。ネットフリックスで、アニメを毎日見ております。
私はもともと、あまりマンガを読まないしアニメも見ません。
だって最近のアニメって、ちょっと話が複雑でついていけないんですもの。
でもこれは面白い!
人気が高い理由が良くわかります。
まず、登場人物のキャラクターが分かりやすい。
いいものキャラと悪者キャラ、それにどっちつかずなキャラの3タイプが登場します。
それぞれのキャラクターが個性が強くて区別しやすく、「あれ、これ誰だっけ」ということがありません。
次に、話の内容がわかりやすい。
舞台は春秋戦国時代の中国。登場人物が、みんな何かしら夢や野望を持っていて、それを叶えるべく戦っています。
主人公の信は、下僕の身でありながら天下の大将軍になるという夢を持っています。
彼はいつもその大目標を常に念頭に置き、目の前にある戦場に対峙する。攻略の仕方がわからなくても、「俺はバカだから」とわからないことを素直に伝えた上で、周りの人の意見を聞く。
そんな信の態度は、まるで自己啓発書を見るようです。
信とひょんなことから行動を共にするようになる、河了貂というキャラも魅力的です。
自分は何もできない弱い人間だが、強くなりたいという思いを抱えています。
料理がうまい河了貂は、自分となんとなくだぶります。実写では橋本環奈が演じたかわいらしいキャラです。かわいらしいってところもだぶっていますね。うん。
ただの主婦でなにもできないけど、手術後の第二の人生を後悔せずに楽しみたい。
強く美しくなりたいという気持ちが、河了貂に重なります。
それぞれの登場人物の心境は、読者とどこか共通する部分を持っているはず。邪魔者を蹴散らしながら突き進んでいくようすは、「半沢直樹」を見るようでスカッとします。
もしキングダムをまだ見たことがないという方がおられるなら、是非一度見てみてください。
マンガ本を読んでもいいですが、すでに50巻以上出版されているので買うのが大変です。
ネットフリックスでアニメをご覧になることをおすすめします。