拝啓 広瀬すず様
(奥さんブログ)
気温の変動が激しく、疲れやすい日々が続いております。いつもお忙しいすずさんにおかれましては、体調を崩されていないか心配です。
先日、ロッテ「爽」のCM発表会に参加された折、20歳という若さにもかかわらずカルビが苦手だとお話しされていて、驚きを隠せませんでした。
油ものが苦手になるのは40歳以降とおもっていたのですが、時代が変わったのでしょうか。
腸活に頑張っておられるとおっしゃっていましたね。
奇遇です、私もなんですよ。しかし腸のためにネバネバ食材をとっているとのことですが、それは本当に腸のためになっているかどうかは微妙ですよ。
ネバネバに含まれるのは3つです。
① 水溶性食物繊維
② ムチン
③ コンドロイチン
①の水溶性食物繊維をとりたいのでしたら、ネバネバ食材よりもラッキョウを食べることをお勧めします。
食べ物の中で、その含有量がダントツで多いです。ただし「水溶性」の食物繊維なので、ラッキョウよりも漬けたお酢のほうがより食物繊維が豊富に含まれています。
先日私は久しぶりにラッキョウを漬けたのですが、失敗してシャキシャキになりませんでした。それでよかったら、持っていかれませんか。
②のムチンは、タンパク質の消化促進効果があります。
とろろやオクラなどのネバネバ食材がスタミナ食といわれるのは、このためです。
カルビが苦手なら、ネバネバ食材と一緒に食べることで食べやすくなるかもしれませんが、腸内環境を整える効果があるとは言えません。
③のコンドロイチン。
これは膝痛に効くイメージが強い成分ですが、見た目の若々しさを作る効果もあります。しかしまだ20歳のすずさんには、まったく必要がない成分です。
ということで、ネバネバ食材はもちろん体にはいいのですが、腸活に効くかどうかは微妙です。
そこで私が、すずさんにお勧めしたい食べ物があります。
それはぬか漬けです。
野菜を乳酸発酵させていますので、これこそ腸活にぴったりの食べ物です。
ぬか床には多種多様な乳酸菌が生息しています。ヨーグルトは一種類しか菌が入っていないことを考えれば、なんて効率がいい腸活フードなのでしょう。
ありとあらゆる食べ物をぬか漬けにすることができます。
野菜はもちろん、お肉やお魚、意外なところでゆで卵もおいしいです。
ドラマ撮影中ロケ弁が続いて、栄養バランスが不安な時もあると思います。そんなときは、タッパにぬか漬けを入れて現場にお持ちください。
大量に漬けて、差し入れしてもいいのではないでしょうか。
取材で「私、糠漬けにはまっているんです」とすずさんが可愛らしくおっしゃったら、世の中にぬか漬けブームが到来すること間違いなし。料理本も出せますよ。
その際には、ぬか漬けにはまったのはこのブログがきっかけですとおっしゃっていただけると幸いです。
益々のご活躍を、ネットのはしっこから祈念いたします。