更年期障害と血流とリンパ浮腫 ②
(奥さんブログ)
・・・前のブログからの続き
気の原料は二つ。
「酸素」と「食べ物」です。
内臓を動かすエネルギーもまた気なので、食欲がなくなると気が作れなくなり、内臓が動かせなくなります。
だから
元気がでなくなり、だるさを覚えるようになります。
また食欲が有ったとしても、気がうまく流れなかったり(気滞)、逆に流れてしまったり(気逆)、足りなかったり(気虚)することで問題が発生します。
では、どうすればいいのでしょう。
気をうまく流す一番簡単で続けられる方法は無いのでしょうか。
それは「呼吸」です。
気の原料は、酸素でもあると書きました。
食欲がないなら、呼吸で気の材料を身体に取り込めばいいのです。
さらに、肺が膨らんだり縮んだりする動きは、血流を促進します。
横隔膜をしっかり動かしながら深呼吸することが、更年期障害の予防、程度軽減につながる可能性があるのです。
さらに、
呼吸で促進されるのは、静脈の血流。
心臓に戻る血液が流れる血管です。リンパ管は、静脈と平行に走ります。体液の9割は静脈が、残りの1割はリンパ管が吸収します。
ということは、
静脈の流れを促進することで、更年期障害だけでなく、リンパ浮腫も予防できるのではないかと考えます。
深呼吸くらいなら、入院中でもできそうです。
寝てることが多くなることで、ただでさえ血流が滞りやすくなるはず。
せめて起きているときは、ベッドに横になっていても、深呼吸を意識しようと思いました。