テリーヌとパテとリエット
(奥さんブログ)
つい最近、テリーヌ型を手に入れました。
この子。
写真の色違いのやつなんですけどね。
ていうか、テリーヌってそもそもなに?
似たような感じのパテとリエットとは何が違うのか調べてみました。
まず、そもそもテリーヌとはなにか。
陶器でできた鍋の事を指す名称のようです。だから楕円のもあれば直方体の物もあります。円柱型のも見たことあります。
テリーヌ型で加熱して作った料理の事をテリーヌというようになり、今では、テリーヌ型に流し込んで冷やし固めたものでもテリーヌというらしいです。
レシピ検索していたときに、terrine d'omeletteというのを見つけまして。
オムレツのテリーヌとはどういうことやねんと思っていたんですが、テリーヌ型を使って焼いたオムレツということだったんですね。
おしゃカフェメニューっぽいですねえ。
今でこそ高級なイメージがあるテリーヌですが、もともとは保存食でした。
冬の食糧不足に備えて肉や魚の切れ端を野菜と合わせて加熱調理したもの。
冷やし固めるとき肉から出るゼラチンが変質を防いで1週間ほど日持ちすることから、家庭ではよく作られていたのだそう。
無駄なく食材を使い切る、フランスのmaman(お母さん)の知恵が詰まった料理というわけです。
似たような料理にパテがあります。
これはフランス語ではpâté書きますが、pâte(生地)から由来すると言われているそう。
肉や魚などのすり身をパイ生地に包んで焼いたものの事を指すそうですが、最近では包んでいなくてもパテと言うそうです。
ていうか、eの上のちょんって記号があるかないかだけで意味変わりすぎない?
最後にリエット。これも見た目はパテそっくり。
リエット( Rillettes)は、豚肉をみじん切りにして強めに塩をし、ラードの中でほぐれるまで加熱したもののことを指します。でも最近では鶏肉やマグロのリエットもあるそう。
えー、結局あんまり違いないじゃん。めんどくさいわあ。