ダイエットのために見直さなければならないこと②
(奥さんブログ)
前回お話しした、「自然に痩せる仕組み」。それがレプチンというホルモンです。
※前回のブログ
https://mamechandesu.hatenablog.com/entry/2019/07/25/085102
これは脳の視床下部に「もう食べる必要ないよ」という満腹サインを送ったり、交感神経に脂肪の代謝を促進するように働きかけてくれるそうです。
簡単に言えば痩せホルモンですね。
まったく、私のレプチンは何をしているんだ。寝てんのか?起きろ!働けレプチン!
実は悪いのはレプチンではなく、レプチンを受け取るほう(受容体)の可能性があります。レプチンは出ているけれども、受容体がそれを受け止められてないから反応もできない。
太るとPTPRJという酵素ができて、これがレプチン受容体の邪魔をするそうです。
PTPRJ、なんかPPAPみたいです。
レプチン受容体にレプチンが入るのを、ピコ太郎が邪魔しているということですね。
脂肪細胞がもう食べなくていいよというメッセージを乗せ、レプチン受容体に向けてレプチンを発射します。
ところが、
そこにピコ太郎が来て、これをブロック!
そのため食欲が落ちない。脂肪細胞の倉庫はますますパンパンになる。
こうやってどんどん太るわけです。ひでえな、ピコ太郎。
このピコ太郎の存在が発見されたのは、実はつい最近。ほんの2年前のことです。
今後このピコ太郎の働きを抑える薬ができれば、肥満の効果的な治療薬になる可能性があります。
しかーし。
肥満になる人はこのピコ太郎だけが悪いわけではありません。それを次回書きたいと思います。