①AGEsを取らない、蓄積させない
(奥さんブログ)
身体を老化させるものというと、「酸化」が有名です。
身体が酸化することで老化する。
だから抗酸化物質をとることで、それを食い止めようという考え方は皆様ご存じだと思います。
しかし、
私が気にするべき敵は、もっと他にいるということを本で読みました。
それは、日本語では糖化といいます。
身体のなかで糖化が起きると「AGEs」と呼ばれる物質ができます。
これは、タンパク質と糖質の化合物が変成した形のことを指します。
タンパク質と糖質?
どちらも身体に必要なものですよね。でも、それが結びついてAGEsという物質に変わると、身体の老化や炎症を促進させる働きを持つのです。
最悪です。
AGEsは、とても安定した物質です。
再びタンパク質と糖質に分解されることは有りません。自力で排出もできません。溜まっていく一方なのです。
ただし、新陳代謝でタンパク質が入れ替わるときに、一緒に消えることがあります。
だから、
皮膚表面のように40日程度で全体が入れ替わる場所では、AGEsの影響を比較的受けにくいです。
それでも、皮膚のコラーゲン線維が老化し弾力がなくなったりしわが作られたりするのは、AGEsの影響だと言われています。
皮膚を作っているのと同じコラーゲン線維は、血管を作るのにも使われています。
血管は15年くらいで入れ替わるので、AGEsの影響をおもいっきり受けます。
健康番組で良く聞く「動脈硬化」の進行は、AGEsが影響しています。
また、眼球を構成する物質は一生入れ替わりません。だからAGEsが溜まっていく一方になります。
これが原因で起こると言われているのが、白内障です。
DNAにAGEsが溜まることで細胞のコピーミスを起こしやすくなります。
つまり、がん細胞が発生しやすくなります。
また、がん細胞の周囲にある間質という物質にAGEsがシグナルを送り、転移を促すとされます。
つまりこれを取らない、蓄積させないことが、美魔女への近道というだけでなく、がんにならない身体を手に入れることが出来るかもしれません。
だから、今の私には一番意識しなければならない物質なのです。