とろろは万能薬
(奥さんブログ)
術後しばらく、食欲がありませんでした。
以前の3分の2、下手したら3分の1も食べられない日があったほどです。
まあ、以前が食べ過ぎだったということは否めませんが。
で、ふとおもいたって、鶏胸肉にとろろをかけて、丼にして食べてみたのです。我が家は、自家製サラダチキンを常備しております。
とろろの下にちらっとみえるのが、自家製サラダチキンです。
すると、まったく動こうとしていなかった胃がぐんぐんと動き始め、いつのまにか全部食べきってしまいました。
あんなに食べるのを苦労していたのに。
ひとくち分を口に運ぶスピードが速いこと速いこと。
食べ終わって思い出しました。
とろろにはビタミンB1が豊富で、そばに含まれる糖質を効率よくエネルギーに変えてくれます。
よく登山口の食堂で、とろろそばを売っていますね。だから、登山前にパワーを出すために食べるといいのです。
また、とろろにはアミラーゼという酵素も含まれています。
これは、糖を分解するための消化酵素です。唾液にも含まれています。ジアスターゼという消化酵素も含まれています。
これらは、胃薬にも配合されている成分です。
さらに
サラダチキンにした胸肉にはタンパク質が豊富に含まれています。
そして、長芋に含まれるビタミンB6は、タンパク質をみじん切りにして体に取り入れやすくなるようにする働きがあります。
だからとろろサラダチキン丼は、胃に負担をかけない、病後回復食として最高のメニューであると言えるのです。
長芋にはカリウムも豊富なので、利尿作用が高いです。
だから
リンパ浮腫予防の食べ物でもあります。
これから入院される方も、退院された方も、ぜひ積極的に食べてください。