mamechandesuのブログ

眠いオットと戦うツマ

免疫力アップアップ作戦

(奥さんブログ)

 

免疫力アップするためにやること、というと一番メジャーなのは

 

「腸内環境を整えるために乳酸菌を摂取すること」

 

だと思います。

 

もちろんそれも大事。

ちょう大事。(腸だけに)

 

でも、私にはそれだけでは足りないのです。

 

そもそも、人間の体には毎日がん細胞ができています。でも免疫細胞がそれらを消滅してくれるから、がんを発症することはありません。

 

しかし、発症してしまったということは、直接的な原因(肥満とか睡眠不足とか)によって免疫細胞がうまく働いてくれなかったということが考えられるのです。

 

だから、直接的な原因をつぶすだけでなく、免疫細胞を活発化させる必要があります。

 

免疫細胞と免疫力って、ちょっとややこしいですね。

 

免疫力とは、身体を外的から守る防衛能力のこと。

 

免疫細胞とは、血液にある白血球とその仲間達のこと。NK細胞もこの中の一つです。

 

ちなみにNKってナチュラルキラー細胞の略です。生まれながらの殺し屋。うーん、頼もしい。

 

抗がん剤のいやなところは、免疫力頼みにしているくせに、その免疫力をも攻撃するところ。

 

下痢になることで腸内細菌も一掃されてしまうし、増殖の頻度が高い白血球も攻撃しちゃうから特に好中球が増えない。

 

腸内細菌については乳酸菌飲料を飲むとしても、白血球はどうやって増やせばいいのでしょうか。

 

決め手は、タンパク質だそうです。

 

私、タンパク質って、筋肉を増やすもんなんじゃないのって思ってました。確かにそういう役目もあります。

 

タンパク質は、身体の50%以上を構成する材料であり、実は免疫細胞の原料もまた、タンパク質なのです。

 

抗がん剤で副作用で食欲がなく、タンパク質を全くとれなくなった場合を考えてみましょう。

 

まず身体は、新しい筋肉を作れなくなります。免疫細胞も作れなくなります。

 

免疫細胞が作れなくなると、生命活動に危険が及ぶので、今ある筋肉を分解することでタンパク源を確保しようとします。

 

すると筋肉が減るので、歩けない、立てないという症状が起こるのです。

 

様々なブログで、退院するときに筋力がなくなっていることを嘆く記載が多いのはこのせいだと考えられます。

 

さらに、手術後の傷を修復するのもタンパク質の役目です。

 

だから私としては手術直前までに、身体をタンパク質でパンパンにしておく必要があります。

 

また、手術後もなるべく早くタンパク質を補充する必要があると考えました。

 

そこで、

 

タンパク質充填の為に様々なことをしています。

 

まず、コラーゲンパウダーを飲んでいます。

 

コラーゲンは分子が大きいので身体に吸収されにくいのですが、私のは分子が細かくなったコラーゲンペプチドというものなので、比較的吸収が早いと考えられます。プロテインパウダーでもいいと思うのですが、糖分や香料が多いのであまり好きではありません。

 

あと、スッポンサプリを飲んでいます。

 

アマニ油も配合されているもので、オメガ3も同時に摂取できるから、有効ではないかと考えます。これは以前から飲んでいたものですが、1日2粒だったものを4粒飲んでいます。

 

あとは、筋トレ。

 

スクワットしたり、アンクルウエイトをつけて歩いたりしています。

 

さらに、効率的に筋肉を増量するために日光浴とビタミンDのサプリをとっています。

 

ビタミンDは筋肉の減少をくい止める働きもあります。手術までに、タンパク貯金だけでなく筋肉貯金も満額貯めるためにがんばっています。

 

まあ、専門家の方から見れば、「それはだめだ!」と指摘したくなるポイントもあるかもしれません。

 

ただ私としては、効果が有ると信じて、やるのみです。何が起こるかわからないのだからこそ、いいと言われる物は全部やろうと思っています。

 

(参考文献:「がん」では死なない「がん患者」~栄養障害が寿命を縮める 光文社新書 東口高志著)