あずきコーヒーを飲みませんか
(奥さんブログ)
あずき茶という飲み物があります。
日本ではあまりポピュラーではありませんが、台湾ではむくみ取りの特効薬として数年前に話題になりました。
実はあずきには、見逃せない成分が多いのです。
そしてそのすばらしい成分は、実はあずきを食べるだけでは摂取できません。
これらは利尿作用が高い物質です。しかし水溶性なので、あずきより煮汁の方に多く含まれます。
また、煮汁には抗腫瘍効果があることが認められています。詳しくは井村屋のHPでご確認下さい。
https://www.imuraya.co.jp/azuki/power/research/antitumor-effect/
煮汁には見逃せない効果があることがわかりました。
でも、大きな問題があります。
実はあまりおいしくないのです。
日本でブームにならないのは、このせいだと思います。
そこで試行錯誤した結果、おいしく飲める方法を思いつきました。
それがあずきコーヒーです。作り方をご紹介します。
①あずきを用意します。軽く洗った後、あずきとあずきの5倍量の水を鍋に入れて煮ます。
②沸騰したら、お湯をすべて捨てます。そして新たに5倍量の水をいれて、弱火でゆでます。
③このとき、なるべく煮汁を濁らせない方がいいです。濁らせる成分は糖質です。糖質のとりすぎはむくみを誘発します。強火でゆでると豆が割れやすいので、煮汁が濁ります。弱火でじっくりゆでましょう。また、水分がどんどん蒸発するので、ときどき差し水をしてください。
④あずきが煮上がったら、あずき茶のできあがり。これでおいしいと感じる方は、どうぞこのままお楽しみください。
⑤こんなもん飲めるか!と思われた方は、是非この煮汁でコーヒーを入れてください。コーヒーの苦みであずき茶の癖が消え、大変飲みやすくなります。
ただし、100%あずき茶で淹れるのはおすすめしません。あずき茶1:お湯2くらいがいいと思います。
⑥それでも飲みにくいと感じる方は、純ココアパウダーをいれてください。ティースプーン半分くらいで十分です。
コーヒーポリフェノールとあずきポリフェノールに加えて、カカオポリフェノールの三種類を摂取することができる、最高の飲み物です。
⑦ほかにも、スムージーに少しいれたり、味噌汁にいれたりしてもいいです。
⑧残ったあずきは、あんことして食べてもいいとおもいますが、こんなアレンジはいかがでしょう。
砂糖を入れないあんこをつくります。そこにタマネギ、にんにく、パクチー、塩胡椒、オリーブオイルであえてください。ちょっと変わったポテトサラダのような仕上がりになります。
あずきをたくさん食べて、みんなで病気を遠ざけていきましょう。