病院は、体を治すところとは限らない
(奥さんブログ)
私は、料理と体の関係に興味があります。
この食べ物が体にどう働くのか、何を食べればより健康になれるのかを勉強してきました。
とはいっても結果的にがんになったので、「ほんとに勉強したのかよ」と思われても仕方ないですし、私も一時期は料理が嫌いになりました。
ただ、こんな私だからこそ敏感に感じることが、入院中にあったのです。
これはある日の食事。
ここに写っていないですが、トマトスープがついていました。
さて問題です。
この写真におかしいところが三つあります。それは何でしょう?
わかりますか?
正解を申し上げます。
1、タンパク質がゼロに等しい。
体の中を切り刻んだのですから、まずは補修のためのタンパク質が必要。肉の塊を食べるほどの食欲はありませんが、サラダにツナやささみをいれたり水煮大豆を添えたりできるはず。
2、サラダがレタスとキュウリだけ。
レタスは、実はさほど食物繊維がありません。また、レタスもキュウリも体を冷やす野菜です。私が入院していたのは3月。まだまだ寒いので、体を温める野菜が必要です。
3、マーガリンがついている。
ま、ま、ま、マーガリンかよ!私はこれを見て、びっくりしてしまいました。いや別に、これっぽっちのマーガリンを食べたところで、直ちに健康に害がでるわけではありませんよ?でも、体を補修するためになんでも吸収するぜ!ばっちこい!!という状態になっている体にマーガリンってどうなの?
先日、自分の体は自分で守りましょうという記事を書きました。
しかし入院中のような、すべてを人に委ねなければいけない時は仕方がありません。
流動食から何でも食べていいという許可が出た段階で、病院内のコンビニでいろいろな物を買って、栄養を補いましょう。
ベッドからコンビニに行く。運動も兼ねてますから。