蜂蜜すごいぜ!
(奥さんブログ)
日本では今絶賛糖質制限ブームですから、蜂蜜を忌み嫌う方が多いかと思います。
でも、前回の記事で少しイメージが変わったのではないでしょうか。
※前回の記事
https://mamechandesu.hatenablog.com/entry/2019/08/08/083648
今日は日本国内だけでなく、世界では蜂蜜はどのように使われているのかを調べてみます。
世界では、蜂蜜は一種の薬として使われてきました。
最近の日本では、蜂蜜は砂糖の代わりに甘みを足すものとしか考えられていませんから、どえらい違いです。
例えば中国。
あの三国志にも蜂蜜に関する記述が出てきます。
袁術という武将がでてきます。皇帝となり栄華を極めるも、悪政と敗戦により失脚。死の間際に、夏の暑さから蜂蜜水を欲しいと家来に頼むも、手に入らず。蜂蜜水が手に入らない程まで落ちぶれるとは!と嘆きながら死んだと記されています。
これ200年ごろ、つまり今から1800年以上前の話です。そのころから飲まれていたんです。
蜂蜜は潤す効果が強いため、夏の暑さで水分が失われた体に大変効果的なんですね。
今何かと話題の韓国では、蜂蜜水は二日酔いの特効薬として使われます。
お湯で薄めたり水で薄めたりして飲むそうです。二日酔いではなくても蜂蜜水を飲む人は多く、ペットボトル入りのも売られています。
最後にインドやスリランカ。
これらの国にはアーユルヴェーダというものがあります。伝統医学とでも言ったらいいでしょうか。
アーユルヴェーダでは、体は3つの要素で構成されると考えており、それらのバランスが取れているときに人は健康でいられるとされます。
蜂蜜は薬として、そのバランスをとる効果があると考えます。
ただし、
蜂蜜は絶対に加熱しすぎてはいけないのだそう。加熱しすぎは病気の素(アーマ)の発生を促すらしいのです。
実際、加熱することで蜂蜜は変化します。酵素などの栄養素は45℃以上加熱すると著しく減少すると言われています。
またHMF( ヒドロキシメチルフルフラール)という物質が発生し、これが有害という説もあるのですが、健康に効果的という説もあるのでよくわかっていません。
今年の夏は冷夏といわれていてましたが、やっぱり去年と同様体温越えの気温が続いています。
体力的に追い付かない方もいるのではないでしょうか。
蜂蜜水にしたり、たまに加熱して料理に使ったりして、上手に蜂蜜を使っていきたいですね。