術後変わったこと ②
(奥さんブログ)
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https://mamechandesu.hatenablog.com/entry/2019/04/16/200615
スルリン体質だったのに、術後は便秘がちになってしまいました。
食物繊維や乳製品を意識してとるようにしても改善しません。
以前、ちょっと便秘がちなときに効いたものが全く通用しないので、この体質変化は手術のせいではないかと考えています。
「手術前、下剤をたっぷり飲んだこと」
それから
「術後高熱が続いたので、数日間抗生物質を点滴されたこと」
この二つによって、腸内の善玉菌が大量殺戮されてしまいました。
焼け野原になってしまった腸内に、多少の乳酸菌を投入しても、焼け石に水という感じなのかもしれません。
「腸内フローラ」という言葉を聞いたことが有ると思います。
「flora」とは「叢(そう)」という意味で、「群がり集まるということ」を表します。
「腸内の細菌や微生物全体のこと」を指します。
腸内には悪玉菌と善玉菌がいますが、抗生物質はこの両方を殺してしまいます。
スタンフォード大学で行われた興味深い実験があります。
抗生物質を投与したあとの大人の便サンプルから集めた90万個の遺伝子サンプルを検査したところ、大部分の腸内フローラは、投与4週間後には通常レベルまで量がもどりました。
しかし
なかには6ヶ月たっても減少したままの細菌もあったそうです。
だから術後3週間の私のおなかは、まだまだ通常レベルには遠いということですね。
術後は食事の量が減ったので、効率的に菌を摂取しなくてはいけません。
毎日違うヨーグルトを食べながら、今まで以上の充実した腸内フローラを目指します。