お寿司やさんで見かけた家族
(奥さんブログ)
先日、すしざんまいを初体験しました。
回転寿司には時々行くのですが、握ってもらえるお寿司は久しぶりです。
大きなチェーン店ですし、味もそこそこなんだろうと思っていたのですがとんでもない!
シャリの味がちょうどいい。握り具合もちょうどいい。歯を差し込んだ瞬間にほろっと崩れる感触が最高でした。
すしざんまいといえばマグロですが、大トロも中トロも本当においしかったです。
口に入れるとすぐ、「うぅぅぅん♪」と声が漏れるほどでした。
一つ一つのお寿司を、おいしいね、おいしいねといいながら食べている横で、気になる家族が目に入りました。
2歳くらいの女の子が、ずっとスマホを見ていたのです。
おそらく動画を見ていたのではないでしょうか。あの時期はきっと、暇つぶしの道具を与えておかないとじっとしてくれないのでしょう。
でも、私に子供がいたらたぶん、スマホは見せません。
以前同じようなことをツイッターでつぶやいたら、プチ炎上したことがあります。
テメエ!子供いないんだったら、言う権利ないから一生黙ってろ。苦労知らないくせにデカい口叩くんじゃねえ。
ほぼこんな感じの罵詈雑言を浴びせられました。今時の母親って口が悪いんですね。とてもじゃないけどママ友にはなれません。
確かに子供を育てた経験はありませんが、育てられた経験はあります。
子供の頃は、目が悪くなるようなことは禁止されていました。
乗り物で本を読むこと。暗いところで本を読むこと。ファミコンは家にありませんでしたし、ゲームウォッチ(年がばれる!)はありましたけど出来る時間が決まっていました。
そのおかげで、今の視力は1.2です。
スマホを使うようになって、目が痛いな、疲れているなと感じることが多くなりました。
それでも1.2でいられているのは、小さい頃のこうしたしつけのおかげだと思っています。
目が見えにくいという意味を理解しはじめたのは、老眼の走りを実感するようになってきたここ最近のことです。
子供を静かにさせるために、小さい画面で動画を見せ続ける。子供の目をブルーライトに晒し続けることは、オーバーに言えば虐待でしょう。
動画を見せて黙らせるよりも、魚のおいしさを子供に教えるとか、魚の名前クイズをするとか、いろいろ方法はあるだろうにと思わずにはいられません。
とかいっても、所詮は子無しの戯れ言。ぐちゃぐちゃぬかすなら、やってみろよバカ野郎って思われるんでしょうね。