こどもの日という地獄
(奥さんブログ)
子供を作れないからだになって、小さい子連れの家族を見かけると時々目の奥がキュッとします。
ああ、自分にはああいうことは絶対に出来ないんだなあって。
術後2ヶ月経って、そんな気分にも慣れてきたつもりだったのですが、こんな地獄の日が待っているとは思いませんでした。
こどもの日って、こんなにも苦しい日だったんですね。
おじいちゃんおばあちゃんと一緒に、家族が楽しそうに外食している様子が目に入る度に、視界がにじみます。
今時、何でもかんでも「差別だ」と言っていい風潮があるじゃないですか。
だから私は、声を大にして言いたい。
「こども」の日って言うのは、子供をもてないひとに対する心遣いにかけていると思うのです。
男の子の日でいいじゃないですか。
3月3日は女の子の日でしょ?
それに対して男の子の日。
それで十分じゃないですか。
女子っていう定義からはずれているとおぼしき世代でも「女子」と使っていい時代ですから、男性だって「男子」って言ってもいい。
5月5日は、男性限定のイベントをたくさん開催したらいいんですよ。
男性限定割引、男性限定ライブ、男性限定サービス。アイドルの握手会をやってもよくないですか。
最近の住宅事情から、鯉のぼりを飾る家も少なくなりました。ここに幸せがありますよって目印を見かけることは、今後どんどん減っていくことでしょう。
自分が病気になってから、同じ病気の人のブログやインスタを検索するようになりました。
子供がいない人は、私と同じようにさみしさを感じたり、親への申し訳なさを感じたりしています。
休日の名称が変わったところで根本的な解決にはならないのですけどねえ。
「こども」という文字すらも目にしたくないなという人がいるということを、知っておいて欲しいなと思います。